階層設計用の部品属性FILEの値を現在の絶対パスだけから、絶対パスと相対パスの両方に対応しました。相対パスの基準は、部品属性FILEの入力されている図面ファイルのフォルダになります。部品属性指定ダイアログの属性名にFILEを指定したときに「参照」ボタンでファイルを指定してください。「参照」ボタンを押す前にダイアログ内のオプション「絶対パス」がチェックされていると今までどおり絶対パスとして登録されます。「参照」ボタンで指定したファイルで相対パスとして入力できるのは、基準フォルダ(部品の入力された図面ファイルのフォルダ)以下のフォルダです。基準フォルダから上のフォルダを指定する場合は、「値」の項目に手入力してください。基準より1つ上のフォルダにある図面ファイルtest1.dcdを指定する場合は、..\test1.dcdと..\を使用してください。
β2から間が開いてしまいました。今回の変更箇所はネットリストとプロジェクト周りです。ネットリストを2種類追加CR3000-DRNCADLUS-PC(DIS)CR3000-DRNはCR3000とK2CADの逆ネット形式と同等のフォーマットCADLUS-PC(DIS)はCADLUS-PCの逆ネット形式と同等のフォーマット(ヘッダ部が異なります)ネットリストの仕様変更SPICESPICEの信号名(ノード名)をノード番号だけでなく、ラベル名も使用できるようにしました。同じネットに番号とラベルの名称があった場合はノード番号が優先します。また、信号名のないネットは今までどおり番号で扱います。(信号名のないネットのノード番号の初期値は、ネット作成時に指定してください。)プロジェクトファイルの仕様追加プロジェクトファイルに登録しているファイルの開く順番を逆にできるようにしました。指定はプロジェクトダイアログ「上から順に開く」のチェックボックスで行います。現在の仕様でこの設定はプロジェクト単位には記憶されません。メディアのプロジェクト指定の場合現在のプロジェクトファイルがCDやフロッピーの指定の場合、メディアが入っていないとプロジェクトの切り替え、プロジェクトファイルのダブルクリックでの起動時にアプリケーションエラーになる不具合を修正しました。
ネットリストを1種類追加 EDWinXP PCB (国内ではユニクラフト(株)から日本名OPUSER XPで販売)環境設定「ツール」にシェル更新オプションを追加このオプションをOFFにするとDCD,DPJのファイル拡張子の関連付けエクスプローラの「新規作成」へのD2CAD.Documentの登録を行わないようになります。「窓の手」やレジストリエディタなどで上記設定をはずす場合は、先にD2CADを起動して環境設定「ツール」の「シェルを更新する」オプションをOFFにしてから行ってください。
今回のバージョンでは、属性移動を拡張子て文字だけでなく部品のピンも移動可能にしました。但し属性文字と部品のピンを同時に選択はできません。今までピンの位置の変更は部品分解して、ピンを移動した後で再度部品化する必要がありましたが、ちょっとしたピンの移動は属性移動でのピン移動が便利だと思います。部品のピンの移動は、移動させたい部品内のピンを範囲選択して、メニューから「属性移動」を選択する時にShiftキーを押しながら選択してください。キーボードからはShift+F8キーで部品のピン移動が可能になります。もちろん今までのF8キーと同様に一発属性移動も可能にしてあります。マウスカーソルをピン上に合わせてShift+F8キーで部品のピンが選択され属性移動状態になります。部品内ピンの属性移動中は、X,Y,Rキーの他にShift+PageUp,Shift+PageDownによるデータズーム(ピン長の変更)が可能になっています。※)部品内ピンの属性移動中は、環境設定「図面」の属性移動のグリッド設定は無効です。表示しているグリッドが基準になります。ツールバーのプロジェクト選択ボタンにプロジェクト選択リストを追加しました。これでプロジェクトダイアログを出すことなく履歴中のプロジェクトの切り換えが可能になります。
部品表の不具合の修正版です。
プロジェクトダイアログで、「チェックを開く」「全部開く」「OK」ボタンを押すとプロジェクト毎に記憶しているプロパティが消去される場合がある不具合を修正ネットリストのピン番号ソートをBGAタイプにも対応しました。いままでU3(A2),U3(A20),U3(A3),U3(B5)だったのをU3(A2),U3(A3),U3(A20),U3(B5)にしました。